Windows7は2010年に発売されたMicrosoftのOSでとても人気のOSです。まだ十分に使えるという人も実は多いのです。その都度購入しなければいけないというわけではなく数年前には無料でWindows10に移行する機種もありました。移行に踏み切れなかった人向けでけで、初心者の方対応の解説を致します。
●Windowsの更新切れ
Windows7は「2020年1月14日」を持ってサポートが切れます。サポートが切れるって?どういう事?という方に、優しく解説します。
Microsoftからインターネットを通じて更新が行われています。たまに「電源を切らないでください」というメッセージなど見ていることと思います。電源を切る時、スターとボタンをクリックすると「更新してシャットダウン」というメッセージなども必ず目にしているはずです。更新はパソコンを守るために必要なものをインターネットを通じて配信しています。サポートが切れるということは、その配信はしなくなりますという事になります。
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配信がなくなると ・・・
ウイルスの感染したり、個人情報の漏えいなどのセキュリティリスクが高まります。ですが、必ずかかると言っているのではありません。使い方次第です。
またOSのサポート終了と合わせて、各ソフトウェアの機能などの更新プログラムの提供や旧OSでのサポート対応がメーカーより受けられなくなるといった可能性も高まります。パソコンが壊れていないからといって、サポート期間が終了したパソコンを使い続けるのには、さまざまなリスクがあります。日々、外部からの攻撃にさらされているといっても過言ではありません。
Windows7のサポート切れになってもパソコンの調子が良いし、Wordなどを印刷して使うだけというならインターネットのケーブルを繋がず、USBメモリーなどの外部のデバイスを遮断していれば問題はありません。パソコンの寿命がくるまで使ってあげて良いのです。
Microsoftはちょっと強引でしたが数年前にWindows10への移行を薦めていました。ある日、思ってもいなかったのに勝手に更新が始まった!という方も多かったでしょう。当初は、1年の有期期間を設けて更新無料としておりましたが、今でも更新は可能な場合もあります。
Windows10へのアップグレード権利付き
Windows10が発売されているのにもかかわらず、会社や、個人でも何らかの理由でWindows7を使わなければならないケースもありました。その場合はアップグレードが出来る権利を持ったWindows7というパソコンもありました。
しかし、そのような権利はそもそも持たず、今までWindows10への移行もせず、これからという方は、メーカーのホームページを見て更新が可能か否かのチェックをすることも出来ます。初心者の方で、更新が対応外の場合は更新は辞めたほうが良いと思います。
ドライバーなどのいろいろな面で不具合が出ます。対応しているものでさえ、いろいろなケースが起きています。メーカーも非対応なのにも関わらず、更新をしておかしくなってヘルプを出しても後の祭りです。自信のない方はそのままWindows7を最後まで使ってあげるのが個人的なおすすめです。
Office365
新しくWindows10のパソコンを購入することになった場合、WindowsではOfficeを考える人は多いでしょう。Officeには元々インストールされているものと(買い切りタイプOffice2019)と、自分で毎回お金を支払うタイプのOffice365があります。Office365には毎月タイプと年払いなどがあり、また、Microsoftから以外でも他社から購入すると少し安くなったりするケースもあり多種多様です。この様に買い切りではなく少しずつ支払って使い続けるものを「サブスプリクション」と呼ばれます。
Office365 Microsoft office365公式サイト
例えば、スマホがiPhoneだったらもしかしたら次のパソコンはWindowsではなくMacでも良いかもしれません。Macだと例えば写真や動画をiPadやiPhoneで撮影するとAirDropという機能で簡単転送することができます。
また、パソコンをしている最中にiPhoneに電話がかかったとします。そのままパソコンで電話に出て会話することもできます。
iPhoneやiPadのデータとの互換などを考えるととても親和性が良いのがMacなのです。Mac用のOfficeを入れても良いですし、Office365でも使えます。ただし、今までのWindowsの画面と全く同じで操作が出来るということはありません。Windowsでエクセルなど慣れていればいるほど、使いにくいと感じるかもしれません。
MacでOfficeは入れないなら
それなら、Officeは頻度的に使わないし、あえて入れる必要性を感じないならばオンライン上で出来るWebAppsで十分だと思います。
Microsoftのアカウントでログインすれば、インターネット上でWordやExcelが使えます。
Googleのアカウントを持っているならば、GoogleでもOfficeと同じ機能があり、十分使えます。ヘビーユーザーで今までの様なOfficeを求めていないならば、Googleのアプリも超お薦めです。

