皆さん、こんにちは！iPhoneの端末本体やウエブ上のiCloudストレージの容量不足に悩んでいませんか？特にiCloudストレージが「残りわずかです」というメッセージを見ると、また課金しないといけないのか…と頭を抱える方も多いのではないでしょうか。iCloudはWeb上にデータを保存する有料サービスで、無料枠の5GBを超えると50GB、さらに200GBと課金が増えていき、まるで「泥沼」にはまるような感覚になることもあります。
写真を削除したり、パソコンに保存したりする方法もありますが、今回は「お金をかけずにiCloudもやめて、写真をどんどん保存できる」画期的な方法をご紹介します。
目次
驚きの解決策！iPhoneの「共有アルバム」機能とは？
その解決策こそが、iPhoneの「共有アルバム」機能です。
「共有アルバム」のここがすごい！
- iCloudとは別物で無料！ 共有アルバムはiCloudとは全く別の枠組みで、Web上に写真が保存されますが、料金は一切かかりません。iCloudは無料の5GBを超えると有料になりますが、共有アルバムはその心配がありません。
- iPhoneのストレージを圧迫しない！ 共有アルバムに保存された写真はiPhoneの端末内にはないため、スマートフォンのストレージを圧迫することがありません。これにより、「iPhoneの保存容量が少ない」という方でも安心して利用できます。
- PCからのアクセス・ダウンロードも可能！ 共有アルバムにアップロードした写真は、PCでiCloudにログインすることで、簡単にダウンロードできます。iPhoneで共有アルバムに入れた写真がクラウド上にアップされるので、PCからiCloud経由で閲覧・ダウンロードできるのは非常に便利です。
- 写真削除の心配なし！ 共有アルバムに写真をアップロードし、保存されたことを確認したら、元のiPhone内の写真を削除しても、共有アルバムの写真が消えることはありません。これにより、iPhoneのストレージを大幅に解放できます。
「共有アルバム」の注意点
- 1つのアルバムにつき5000枚の制限 1つの共有アルバム（フォルダ）には、最大5000枚の写真しか入れられないようです。ただし、新しいアルバムをいくつでも作成できるので、数千枚を超えたら別のアルバムに分けて保存すると良いでしょう。
- 自動同期はされない 共有アルバムへの写真追加は、手動で行う必要があります。自分で写真を選んで共有アルバムに入れることで、iPhoneのストレージがいっぱいになることもなく、iCloudのような有料サービスも不要になります。
- 「未来永劫」の保証はない この機能が今後もずっと提供され続けるかは分かりません。本当に大切な写真については、パソコンにダウンロードして保存するなど、永続的なバックアップを検討することをお勧めします。
- 画質が少し落ちる。動画で解説していますが、大きな紙に引き延ばして印刷するような場合には向いていません。インターネット上でシェアしたり、ブログに貼ってみたりする分には問題ないでしょう。
共有アルバムの使い方（ざっくり手順）
- 写真アプリを開き、下部の「アルバム」タブを選択。
- スクロールして「共有アルバム」セクションを見つける。
- 「新規作成」をタップし、新しい共有アルバムを作成する。
- アルバムに名前をつけ、写真を追加する。
- 追加したい写真を選び、「投稿」をタップしてアップロードする。
- アップロード後、少し時間をおいてからiPhone内の元の写真を削除する（不安な場合はまず1枚で試すのがお勧めです）。
Shareしたお友達もアルバムに写真を入れたりする許可をしてあげることで、その友達が撮影したものも同じアルバムに入れて楽しむことが出来ます。
その際は、それぞれ自分の写真を削除することが出来ますが、管理者権限があるので、アルバムの持ち主は両方の削除が可能です。お友達は自分の写真しか削除することが出来ません。
これはLINEのアルバム機能にはありません。
Androidユーザーも関係あり！LINEの「アルバム」機能
iPhoneユーザーだけでなく、Androidユーザーにも朗報です。LINEにも共有アルバムと全く同じような「アルバム」機能があります。
LINEアルバムのメリット
- LINEのストレージを圧迫しない！ LINEのアルバムに写真を保存しても、個人の端末やLINEアカウントのストレージを圧迫することはありません。グループLINEで共有する際にも非常に便利です。
- 1人グループで「保管庫」としても利用可能 自分だけの「お一人様グループ」を作成し、そこを「保管庫」としてLINEのアルバムに写真を保存している人もいます。
LINEアルバムの注意点
- グループから退会者が出るとアルバムが消える可能性も LINEのアルバムはクラウド上にあり、グループ全員で同じものを見ているため、グループ内の誰かがアルバムを削除すると、他のメンバーからも見えなくなってしまうというケースがありました。これは悪意がなくとも起こりうるため、注意が必要です。
- こちらも「未来永劫」の保証はない LINEのアルバム機能も、今後どのような変化があるかは分かりません。大切な写真は、別の方法でもバックアップを取ることをお勧めします。
共有アルバムはiCloudストレージの消費量としてカウントされません。1日ごとの制限は次の通り。
▼すべての共有アルバムに対して参加者1名が投稿できる写真とビデオの1時間あたりの最大枚数：1,000件
▼すべての共有アルバムに対して参加者1名が投稿できる写真とビデオの1日あたりの最大枚数：10,000件
▼共有アルバムについては、次のような制限も追加で設けられています。
▼1人のオーナーが共有できる共有アルバムの最大数：200
▼1人のユーザが参加できる共有アルバムの最大数：200 ▼共有アルバムあたりの最大参加者数：100人（共有アルバムごとの参加者数）
▼1つの共有アルバムで参加者全員が投稿できる写真とビデオの合計枚数：5,000件
▼共有アルバムの1枚の写真または1つのビデオにつき投稿可能なコメントの最大数：200回（「いいね！」またはテキスト入力をコメントとみなします）
▼コメントあたりの最大文字数：1024文字 1日に共有アルバムのオーナーが招待通知を送信できる最大数：200件 共有アルバムはデータのコピーをアップロードします。ダウンロードしたコンテンツに、オリジナルと同じ情報が含まれているとは限りません。 画像フォーマット*：HEIF、JPEG、RAW、PNG、GIF、TIFFビデオファイルの種類とフォーマット：HEVC、MP4、QuickTime、H.264、MPEG-4 iPhoneで撮影した特別なフォーマット（スローモーション、タイムラプス、Live Photosなど）や「メモリー」のビデオ対応。 共有した場合、写真は長辺が最大2048ピクセルに縮小。 例外：パノラマ写真の最大幅は5400ピクセルになる。 100 MB以下のGIFを共有。 共有アルバムは、空間写真や空間ビデオには対応していない。 ビデオは最長15分、画質は最大720pで配信。ストレージが制限されていることから、Apple TVでは最近の写真しか表示されない場合があります。
まとめ
iPhoneの「共有アルバム」とLINEの「アルバム」は、どちらも無料でクラウド上に写真を保存できる非常に便利な機能です。これらを活用することで、iCloudの有料サービスを避けたり、スマートフォンのストレージ不足を解消したりすることができます。
ただし、どちらの機能も「提供がいつまで続くか分からない」という側面があるため、本当に大切な写真については、PCへのダウンロードなど永続的な保存方法も併用することをお勧めします。
常に新しい情報にアンテナを張り、変化に対応していくことが重要ですね。ぜひこれらの「ミラクルなフォルダ」を賢く活用してみてください！