Windows 11には多くの便利な機能が搭載されていますが、その中でも特に注目したいのが「ライブキャプション」機能です。この機能を利用することで、会議やカフェなど、音を出せない環境でも、PC画面に字幕を表示させることが可能になります。今回は、このライブキャプション機能の設定方法と活用法を初心者向けにわかりやすく解説していきます。
目次
ライブキャプション機能とは
ライブキャプション機能は、Windows 11が提供するアクセシビリティ機能の一つです。リアルタイムで音声をテキスト化し、画面に字幕として表示することができます。この機能は、聴覚障害がある方だけでなく、音量を出せない場所でPCを使用している時にも非常に便利です。ライブキャプションとは、音声をリアルタイムで文字起こしし、字幕として表示する機能です。この機能は、Microsoft TeamsやWindows 11などで利用可能で、以下のような特徴と用途があります。
💚特徴
会議やプレゼンで話したことをすぐに文字で見られる!
▼リアルタイム字幕表示
会議やプレゼン中に話したことが、すぐに画面に文字として表示されます。
▼外国語も自動翻訳
話した言葉をすぐに翻訳し、違う国の人ともスムーズに会話できます。
▼かんたん設定
特別なアプリはいりません。設定をオンにするだけで使えます。
💚どんなシーンで使うの?(用途)
- 聴覚障害者・・・聴覚障害者向けサポート
- 聴覚に障害がある方でも聞き逃しが少なくなります。
- 騒がしい環境での利用
- 外出先やノイズが多い場所では字幕を通じた内容確認が可能になります。
- 議事録作成の効率化
- 自動文字起こしされた内容を保存し、議事録作成に活用できます。
- 教育・学習支援:
- 授業やセミナーで内容を視覚的に補足することで学習効果を向上させます。
その他:トレーニング セミナー 多言語間のコミュニケーション
ライブキャプションは、コミュニケーションの質を向上させる便利なツールとして幅広く活用されています。
設定
ライブキャプションの有効化方法ライブキャプションを使用するには、まず設定を有効にする必要があります。以下にその手順を紹介します。
- ショートカットキーを使用する方法:
Windowsロゴキー + Ctrl + L
を同時に押します。- 覚え方は、LIVEの「L」かな。
- 設定メニューから有効化する方法:
- スタートメニューを右クリックし、「設定」を選択します。
- 「アクセシビリティ」をクリックし、左側のメニューから「聴覚」を選びます。
- 「ライブキャプション」を見つけて、スイッチを「オン」に切り替えます。
ライブキャプションのカスタマイズ方法
ライブキャプションはさまざまな設定でカスタマイズ可能です。例えば、字幕の表示位置を変更したり、マイクの音声を含めるかどうかを選択できます。
- 字幕の表示位置を変更する:
- ライブキャプションの設定画面で、「字幕の位置」セクションを見つけ、希望の位置を選択します。
- マイクの音声を含める設定:
- 同じ設定画面で、「マイクオーディオを含める」オプションにチェックを入れます。
この設定により、外部音も文字化することが出来ます。会議などでパソコンを置いて会議のメンバーが話している言葉をリアルタイムで文字として理解することが出来るでしょう。
- 同じ設定画面で、「マイクオーディオを含める」オプションにチェックを入れます。
ライブキャプションの活用事例
ライブキャプションは、ビジネス会議やオンライン授業、静かな図書館やカフェでの利用に適しています。特に、会議の内容を文字で確認しながら聞くことで、情報の理解度を高めることができます。
最後にまとめ
Windows 11のライブキャプション機能は、多様な利用環境で大きな助けとなります。この機能を上手に活用して、より便利で快適なデジタルライフを送りましょう。さらに深掘りして、この機能を使ったさまざまな応用方法を探求することもお勧めします。
文字化するもので、逆に自分が話した言葉を記録するにはWindowsキー+「H」でメモ帳などパソコンに記録して保存することが出来ます。これによりWordのようなアプリを利用しなくてもパソコンに文字化することが出来ます。このライブキャプションはリアルタイムで表示するのみなので注意が必要です。またWindows11での仕様です。