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はじめに「電話しか使わない」方にも知ってほしいiPhoneの便利機能
iPhoneを使っているけれど、「電話しか使っていない」という方も多いのではないでしょうか。特に中高年やシニア世代の方にとって、スマホは「難しそう」と感じるかもしれません。でも実は、電話アプリにも知らないと損をする便利な機能がたくさんあるんです。単純にただ使っている方は必見です!
この記事では、いなわくTVで紹介された動画をもとに、「保留機能」や「通話録音」「不審電話対策」など、iPhoneの電話アプリで覚えておくと安心な機能を、初心者向けにやさしく解説します。
このスキルをマスターするだけで詐欺被害を防ぐことを大幅に減らすことが出来るでしょう。ぜひマスターしておきましょう。普段から練習するといざという時に必ず役に立ちます。
【STEP1】電話中に音を相手に聞かせたくない時は「小音(ミュート)」を使おう
昔の様に家にある固定電話であれば、家族の誰が電話に出るかわかりません。家族が出て、指名した家族に変ることがよくありましたから、「お待ちください」といって保留にすることが今は少なくなりましたね。
ですが、スマホだってなくなったわけではありません。そのようなシーンになって音がダダ洩れはちょっと恥ずかしいですよね。
- 背景で家族の声やテレビの音がしているとき
- 一時的に話せない時に
- 通話中の画面で「消音(ミュート)」ボタンをタップします
- ボタンが点灯している状態で、3秒以上長押しすると保留音が相手に流れる場合があります(※一部キャリアのみ)
- au・ソフトバンク回線など、一部キャリアでのみ保留音が流れます
- ミュート中は相手に自分の音声が届きません
【STEP2】電話中でも他のアプリを使いたい時の操作方法
電話中に、スマホの画面を見たい時ってありませんか?連絡先を見たり、番号を促されるシーンなどはどうしても耳からスマホを離しますよね。いろいろなスマホの別のアプリをみたりしたい時に必要なシーンではないでしょうか。
- 通話しながらカレンダーで予定を確認したい
- メモ帳に内容を書き留めたい
- 通話中に画面の下から上にスワイプ(ホーム画面を表示)
- 他のアプリを開きます(例:カレンダーやメモなど)
- 通話に戻りたいときは、画面上部の緑色バーをタップまたは電話アプリを開き直します
- 通話はそのまま継続されます
- 誤って「終了」を押さないように注意!
【STEP3】スピーカー機能を使って、耳をあてずに通話しよう
- 複数人で通話を聞きたいとき
- 長時間の通話で耳が疲れる時
- 通話中に「スピーカー」ボタンをタップ
- スピーカーモードに切り替わり、iPhoneを耳に当てなくても通話可能に
- 周囲に人がいる場合は音量に注意しましょう
- 通話後はスピーカーをオフに戻しておくと安心です
【STEP4】必要に応じて通話の録音をしよう(設定が必要)
今はどんなシーンでも、もしかしたら外部からの電話に対して保留にし、録音をするということが必要なことが多くなったのではないでしょうか。録音が出来るというのは、本当に詐欺電話の場合かなり相手はひくことでしょう。それだけでも効果はあると思われます。
いざという時に、慌てて録音ができない~~なんてことにならないように普段から練習しておきましょう。

- 詐欺のような怪しい電話を記録しておきたい
- 内容を忘れないように後で聞き返したい
録音の前準備(初回のみ)
- 「設定」アプリ → 画面下部の「電話」アプリをタップ
- 「通話録音」の設定をオンにする
録音の操作方法

- 通話中、画面左上の録音マークをタップ
- 「この通話は録音されます」と相手に通知され、自動録音が開始
- 停止したいときは赤い停止ボタンをタップ
- 通話録音は一部の国や地域では制限されている場合があります
- 相手に通知されるため、トラブルを避けるための使用が推奨されます
※録音したデータは「メモ」アプリに保存されます。
設定>アプリ>電話>通話録音をオン
【STEP5】「不明な発信者を消音」にして、怪しい電話を防止
とにかく、詐欺の場合相手は私たちに冷静な判断をさせないようにとても急がせます。いきなりかかってきた電話なので、どうしてもこちらとしては身構えていない。これが相手が隙を与えないかっこうの状態なのです。
これが、一度音が鳴らずに履歴だけ残ったらどうでしょうか?
少しは冷静に電話番号を確認したりする時間が持てますよね。
「俺だよ」→着信履歴の番号が息子ではない!
となったら、被害が最小限になるのではないでしょうか。そんな事も鑑みて電話番号を登録していない人は呼び鈴が鳴らない消音にする機能があります。
こんな時に便利
- 知らない番号からの着信に出たくない
- 詐欺やワン切り電話を防ぎたい
- 「設定」アプリ → 「電話」をタップ
- 「不明な発信者を消音」をオンにする
この設定をオンにすると…
- 連絡先に登録していない番号からの電話は着信音が鳴りません
- 一度でも最近自分からかけた番号なら消音にはなりません
- 着信履歴には残るため、あとで確認が可能
注意点
- 宅配業者や病院など、登録していない大事な電話も鳴らなくなることがあるので注意
- 自分に必要な場面を考えて、オン・オフを使い分けましょう
【まとめ】iPhoneの電話アプリは「知ってるだけ」で安心・便利に!
今回ご紹介した内容は、電話アプリの基本ながら意外と知られていない便利機能や安全対策ばかりです。
- 小音(ミュート)+保留機能で、プライバシーも安心
- 通話中でも他アプリを使えば効率的
- スピーカー機能で快適な通話
- 通話録音でトラブル防止
- 不明な発信者消音で詐欺対策
中高年・シニアの方にとっても操作が簡単なステップばかり。「電話しか使っていない」から一歩進んで、iPhoneを安全・快適に使えるようになりましょう!
さらに深掘り|こんな使い方もあります!
- 「連絡先アプリ」と連携して、よく使う相手の登録をしておくと安心
- 「緊急連絡先」機能を活用して、災害時や病気時に備える
- 「通話拒否」設定で、特定の相手からの着信をブロック可能