~LINEを使いこなせば、毎日がもっと便利になる!~
いまや生活に欠かせないアプリとなった「LINE(ライン)」。
家族や友人とのメッセージのやりとりだけでなく、仕事、地域活動、買い物、お知らせの共有など、あらゆる場面で使われています。
でも、実は「なんとなく使っているだけ」という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、LINEの基本機能を総まとめし、日々の生活で「もっと安心・もっと便利に使えるコツ」を振り返ります。
目次
基本の“き”|LINEの便利な基本機能
LINEの中心となるのが「トーク」。
文章のほかに、写真、動画、音声メッセージ、スタンプも簡単に送ることができます。
特にグループトークでは、複数人で同時に情報共有できるため、家族グループ・サークル・自治会などで大活躍です。
自分に合った文字サイズに調整しよう
iPhoneの場合は「スマホ本体の文字サイズ設定」に合わせて自動調整されます。特大にしても思ったような大きさにならない場合には、iPhoneの設定に従うにし、iPhone自体のフォントサイズを変更しましょう。
簡単な設定は、コントロールセンターから文字の大きさを変更します。

一方、Androidでは、LINEの中で独自に文字サイズを設定できます。
手順は次のとおりです。
設定 → トーク → フォントサイズ
「小・普通・大・特大」から選択
見やすい文字サイズにすることで、目の疲れを軽減し、やりとりがグッと快適になります。
タブグループを使ってスッキリ整理
LINEのホーム画面には、友だち・公式アカウント・サービスなどが混ざっています。
「タブグループ」を活用すると、カテゴリーごとにグループ分けが可能。
よく使う人だけをまとめたり、仕事関係・家族関係を分けて表示できます。
設定>LINEラボ>トークフォルダをオン
名前の変更でわかりやすく

登録名が「本名」でなくてもOK。
たとえば「母」「同級生A」「町内会長さん」など、自分がわかりやすい名前に変更できます。
相手には通知されないので安心です。
手順:友だちの名前(左上) → 鉛筆マーク → 名前を入力
ミュート(通知オフ)設定で集中できる時間を作るグループが多いと通知音が鳴りやまないことも…。そんな時は「通知オフ」設定を活用しましょう。
トーク画面右上 → メニュー(三本線) → 通知オフ
通知は止まりますが、メッセージは届いています。
後からゆっくり確認できるので安心です。
アナウンス機能で大事な情報を上に固定
グループトークでは、重要なメッセージを「アナウンス」に設定できます。
トークの上部にピン留めされるので、後からでもすぐ確認できます。
🔔 アナウンス機能とは?
トークルームの上部(ピン留めエリア)に、特定のメッセージを固定表示できる機能です。
たとえば、以下のような場面で使われます。
- 集合時間や会場など、イベントの連絡事項を上に固定
- ZoomのURLや出欠フォームなど、あとで確認したい情報をすぐ見られるようにする
- グループ内の重要なお知らせを見逃さないようにする
🧭 使い方(Android・iPhone共通)
- トーク画面で、アナウンスしたいメッセージを長押し
- 表示されるメニューから「アナウンス」をタップ
- すると、トーク上部にピン留めされます
- 消したいときは、上部のアナウンス部分をタップし「削除」を選択します
💡補足ポイント
- 最大 5件 までアナウンスを固定できます。
- アナウンスした内容は、グループ全員に表示されます。
- 一度アナウンスしたメッセージは、誰でも削除・解除可能(作成者だけではない)です。
- LINE VOOMや個人チャットでは使えません。グループ・複数人トーク専用です。
🧩 活用例
- 「次回の打ち合わせは10月15日10時〜です」
- 「このリンクから参加してください:https://〜」
- 「新しいメンバーが入りました!よろしくお願いします😊」
- 「高速バスのチケット」
簡単に言えば、「グループの掲示板に大事なメモを貼るような機能」
です。最大5件まで固定可能。イベント日程やZoomのリンクなどを載せるのに便利です。
位置情報を送って迷わない
「ここに来てね!」という時に便利なのが「位置情報」。
地図を開いて自分の場所を共有できるので、待ち合わせや緊急時にも役立ちます。
トーク画面 → + → 位置情報 → 現在地を送信
「誰かに送る」は転送とスクショで使い分け
トーク内で受け取った写真やメッセージは「転送」または「スクリーンショット」で共有できます。
- 転送:LINEの友だち同士でそのまま送りたい時
- スクショ:LINEをしていない相手に見せたい時
場面によって使い分けると便利です。
AIでメッセージもサポート!
最近のLINEでは「AI機能」が使えるようになりました。
AIに話しかけると、質問に答えたり、文章を直したり、返信を提案してくれます。
「LINE AI」や「AIアシスタント」を使えば、調べ物・翻訳・画像編集なども可能です。

ホーム → サービス → LINE AI
または「LINE AIアシスタント」を友だち追加
これからのLINEは、ただの連絡アプリではなく、AIパートナーとして進化しています。
「お一人様グループ」でメモ代わりに!
誰にも見られない「自分専用のグループ」を作ることで、
買い物メモ・URL・写真の保存などに使えます。
新しいグループを作成 → 他の人を招待せずに自分だけ参加
LINE Keepよりも気軽に書き込めて、整理もしやすいのが魅力です。
グループの便利機能いろいろ

- 作成時のオン/オフ設定:アルバム・ノート・投票・通話などを最初に設定できる
- リアクション機能:スタンプの代わりに絵文字で反応(見逃し防止)
- アルバム機能の注意点:削除した人がいると見られなくなることもあるので、写真は必要ならKeepや端末にも保存しておきましょう
- 個人宛てのコメントをグループで入れたい時には、@を入れて名前をタップする。
- 個々のコメントに対する返信をしたい場合には、リプライとする。
🌟 まとめ|LINEを「使いこなす」ことが安心につながる
LINEは「知っている」と「使いこなしている」の間に大きな差があります。
フォントサイズや通知設定、AIアシスタントなどを少し調整するだけで、
毎日の使い心地が驚くほど変わります。
特にシニア世代の方にとっては、LINEが“人とつながる大切な窓口”になります。
困ったときに助け合い、家族の近況を知り、イベントの連絡もスムーズにできる。
それこそがLINEの魅力です。