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難聴(軽度から中等度)|エアーポッツは補聴器代わりになるのか?医療用同等のAirPotsPro3で聴覚テストしてみた! 自分の聴力に合わせてAIが調整(会話感知)

はじめに:イヤホンで“聴こえ”を助ける時代に

「最近、テレビの音が聞こえづらい」「会話が少しこもって聞こえる」
そんな小さな変化を感じたことはありませんか?

実は、最新の AirPods Pro 3(第3世代)には、補聴器のように聴こえをサポートする“ヒアリング補助機能”が搭載されています。補聴器ではありませんが、難聴の方には朗報の補助機能が使えます。
Appleが公式に「軽度〜中等度の聴力低下をサポートする」と発表しており、今、世界的に注目を集めています。

動画のお詫びと訂正

●周囲の音が大きすぎて、目の前の声を収音したい場合には動画で解説した会話感知もですが、

設定>AirPots>「パーソナライズされた音量」をオンにしてください。デフォルトはオフです。

パーソナライズされた音量とは、環境に応じてメディアの音量を調整する機能です。

会話感知について
AirPotsしている時に、急に会話を始められた時にこれをオンにしてください。会話が始まると音量が下がります。

●適応型オーディオ 適応型オーディオを調整する設定が下の方にあります。ご自身の調整をしてから この適応型にすることでよりご自身の聴力に合わせた自然な音になります。

* Apple公式サイト

AirPods 3 – 技術仕様 – Apple サポート (日本)

https://support.apple.com/ja-jp/guide/airpods/welcome/web

* お持ちのAirPotsを確認する

https://support.apple.com/ja-jp/guide/airpods/dev1ffaae000/web

使う準備をしよう(対応機種と条件)

購入前に、ご自身の持つスマホが対応機種か、更新されているかを確認してください。AndroidやパソコンではBluetooth接続して無線で聞くことは出来る場合がありますが、基本はiPadやiPhoneやMacなどでお使いいただくものです。

ペアリング:充電した後に、端末のそばでAirPotsを開けると自動で認識してペアリングを始めます。接続のマークがスマホに表示されたら接続をタップしてください。毎回する必要はありません。

2025年10月22日現在でのApple公式サイトでのモデル一覧

  • iOSの最新バージョンを搭載したiPhoneのモデル
  • iPadOSの最新バージョンを搭載したiPadのモデル
  • watchOSの最新バージョンを搭載したApple Watchのモデル
  • macOSの最新バージョンを搭載したMacのモデル
  • tvOSの最新バージョンを搭載したApple TVのモデル
  • visionOSの最新バージョンを搭載したApple Vision Pro
  • AirPodsはワイヤレスBluetoothヘッドフォンとして、以前のソフトウェアを搭載したApple製デバイス、または他社製デバイスと組み合わせて使用できますが、機能は制限される場合があります。

性能が上がった点

今回のAirPots Pro3では雑音除去機能バッテリーの持ちなどかなりアップしました。AIも搭載されており、しかも値段は据え置きです。

雑音除去

AirPods Pro 3は、AirPods Pro 2と比べ雑音除去2倍。初代と比べたら4倍にもその性能はUPしました。

•AIによって話し声を自動で検知・補強し、周囲の雑音を抑えながら人の声を前に出すため、カフェや病院などのざわついた環境でも聞き取りがスムーズです。

バッテリー

聴覚ヒアリングチェックが受けられる

まずは補助機能を使う場合、ヒアリングチェックをしましょう。左→右へとそれぞれテストをします。音が鳴ったのを確認したらスマホの画面をタップします。よくテストする際に鳴る高音や低温の音がだんだん大きくなるあのテストです💦

まずは「Appleのヒアリングチェックを受ける」から設定していきましょう。
左から順に静かな環境でチェックをしてください。音が鳴ったらタップしましょう。

私は左48デシベル:右49デシベルでした。このテストは時間をおいて追加でテストが可能です。良くなることはあまり想定出来ませんが、履歴がわかるのは素晴らしいですね。それをスマホで管理が出来るのですから。

便利な機能

設定は、必ずAirPotsを耳に装着してから「設定」をタップして操作をしましょう。AirPotsのふたを開けているだけでも構いません。そうでないと設定することができません。

パーソナライズされた音量:周囲の音が大きすぎて、目の前の声を集音したい場合

設定>AirPots>「パーソナライズされた音量」をオンにしてください。初期設定ではオフになっています。

パーソナライズされた音量とは、環境に応じてメディアの音量を調整する機能です。

会話感知機能:他の人と話し始めるとメディアの音量を下げる

AirPotsしている時に、急に会話を始められた時にこれをオンにしておくことで会話が始まると音量が下がります。

スマホで音楽などを再生している時に、急に話しかけられた時にメディアの音量を下げて、周囲の雑音を減らすことが出来ます。

適応型オーディオ

リスニングモードにある「適応型」の設定にここで設定されたモードを適用することが出来ます。

リスニングモードには、

  • オフ
  • 外部音取り込み
  • 適応型
  • ノイズキャンセリング

4つのモードが用意されています。この3番目の「適応型」を選ぶと上部の画像にある適応型オーディオで設定されたモードになります。とてもわかりづらいので、ここはきちんとAppleに確認済みです。

同時翻訳

日本語対応は予定ですが、リアルタイム翻訳が出来るようになります。

個人的な感想

購入して、まず始めて装着した時に驚いたのは装着のフィット感!でした。

とってもいい感じで耳に装着しています。(以前は耳からAirPotsが落ちることがありました💦)

また、嫌いだった「ノイズキャンセリング」。とても圧迫感があって使えませんでしたが今回新しいAirPotsはノイズキャンセリングなのに全く圧迫感がありません。しかも外部音はほぼ遮断されます。

ただし、逆に多機能ゆえにわかりづらさも感じました。初期設定はパーソナライズされた音量などはオフです。ですので、オンにしないと環境に合わせた音量にすることが出来ません。この機能はリスニングモードにある適応型と似ています。

リスニングモードにある適応型は既に音量が中央値になっていますのでこれに設定するには、自分の聴力に合わせて設定しておくほうが良いでしょう。下部にある適応型オーディオを設定です。

総じて、補聴器ではありませんがお値段以上の補聴器代わりに使えると思います。補聴器は使ったことがありましたが、音量が調整することがうまく出来ず本当に使えませんでしたので、しばらくはこれでいこうと思っている今日この頃です。皆さんにもピッタリ合いますとは言えませんが、個人的には良かったです。