【パソコンのキーボードを有線あるいはUSBの無線で使っている方は、USB(2.0)ポートへ挿しましょう】
キーボードを使わないパソコンは、ほぼありません。そのキーボードも今やBluetoothで接続が主流になりつつあります。ですが、店頭では無線タイプでもうひとつUSBタイプがあります。
もちろんキーボードを有線でつなぐ場合もあるでしょう。そのケースは特にゲーマーなどはそうでしょう。
私はこれまで無線タイプのUSBでキーボードをつないでいました。このほどパソコンを新調したのですが、どうもスリープになったときにキーボードからの回復が出来なくなっていました。初期不良なのかもしれない・・・と内心不安になっていましたが、どうも今回はキーボードのポートが災いしていたようです。
🌸「キーボードやマウスなどの速度を必要としない入力機器は、あえて古い規格(USB 2.0)に挿す」のが、PCを安定させる隠れたテクニックです。
結論から言うと、キーボードをPC背面の「青いUSBポート」から「黒いUSBポート」に挿し替えるだけで解決しました。
「え、青い方が高性能で新しいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はその「高性能」さが原因なんです。
🔍 なぜ「青(USB 3.0)」だとダメなのか?
▼「お寝坊さん」な高機能ドライバ青いポート(USB 3.0以上)は、高速通信のために複雑な「ドライバ」を使って動いています。スリープから目覚めた時、Windowsのログイン画面が出るスピードにドライバの起動が追いつかず、キーボードが「まだ準備中…」のまま取り残されてしまうことがあるのです。
▼「即戦力」な黒いポート対して黒いポート(USB 2.0)は、PCにとって「古くからの馴染みの存在」。特別な準備なしで、目覚めた瞬間にすぐ認識される仕組みになっています。そのため、スリープ復帰直後のログイン画面でも即座に反応してくれます。
