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№22 Excel入門|ゆっくりExcelシリーズ 第2章まとめ

こんにちは、いなわくTVの川島です。
今回の「ゆっくりExcel講座」は第22回目。内容は「第2章のまとめ」として、これまで学んだExcelの入力・編集・書式設定の基本操作を一緒に振り返っていきます。

このブログでは、YouTubeをご覧にならなくても、復習できるようにSTEP方式でまとめています。ぜひ、操作を一緒にしながら読み進めてくださいね。

★ゆっくりExcelのブログページ


STEP1:文字や数字、日付の基本的な入力

● Excelは文字と数字で動作が変わる

  • 文字を入力すると左寄せに配置されます
  • 数字や日付は右寄せになるのが基本です

● 文字の入力と確定方法

  1. セルを選択して文字を入力(例:川島 レイコ)
  2. 最初のEnterキーで文字は仮確定状態(まだ編集可)
  3. もう一度Enterキーを押すと、下のセルに移動=確定

● 日付の入力のコツ

  • 例:3/5 と入力すると、自動で「3月5日」に変換
  • 数式バーを確認すると、2025年3月5日と認識されている

📌 注意点:年が自動で認識されるため、年度をまたぐ操作には注意!

STEP2:表示形式を変更する(通貨・パーセントなど)

● 通貨(円)にしたい場合

  1. セルに「1000」などと入力
  2. セルを選択して「通貨」ボタンをクリック(※下向き三角ではなく、直接クリック

⛔ 下向き三角から「日本語円」を選ぶと、意図しない表示になることもあります。

● パーセンテージ(%)の入力

  • 「90%」と直接入力してもOK
  • または「0.9」と入力して、パーセントスタイルボタンを押してもOK

📌 「Shift + 5」で「%」を入力できます。

STEP3:セルの書式設定を使いこなす

● ショートカットキー「Ctrl + 1」は必須!

ショートカットキーは様々なものがあります。全部覚えるのは不可能でしょう。ですが、基本のものは覚えることはExcelを利用する上で必須です。特に「セルの書式設定」はとても利用度が高いので、是非覚えてください。

  • セルの表示形式や配置など、あらゆる設定が可能

● 数値や文字を非表示にするテクニック

セルにあるデータを参照させるが、実際には印刷物や画面上からもそのデータを見えなくしたい時はよくあります。文字色を白にしたりと方法はいくつかありますが、セルの書式設定でもデータを見えなくすることが出来ます。

ポイントは「;」セミコロン

数値なのか文字も消すのかによって、セミコロンを打つ数が異なります。覚えられなくても、プレビューで確認しながらセミコロンを入力すると良いでしょう。

  1. セルを選択 → Ctrl + 1(セルの書式設定)
  2. 表示形式タブ → ユーザー定義
  3. ;(セミコロン)」を入力
    • 数値を非表示:;を1つ
    • 文字列を非表示:;を3つ

🔍 サンプル欄を確認しながら進めましょう。

STEP4:文字の編集・追加入力の基本

● 文字を途中に挿入するには?

文字を入力→確定後に編集をしたいということもよくあります。その場合には臨機応変、Wクリックあるいは末尾にカーソルを置いて続きを入力するかなどで選んでください。

ポイントは「F2」キー

このF2キーは、例えばファイル名などを変更したい時にもパソコン全体で使える機能です。

  • セルをダブルクリック → カーソルを移動して編集
    または
  • セルを選択して「F2」キー → カーソルが末尾に移動

「F2」は入力モードに切り替えるキーとしてとても便利です!

STEP5:コピー・貼り付けのバリエーションを覚えよう

● コピーの基本

  1. セルを選択してコピー
  2. 貼り付けたいセルを選び「貼り付け」ボタンをクリック

● 貼り付けの種類

  • 値のみ計算結果だけ貼り付けたいとき
  • 書式のみ:色やフォントなどの装飾だけ貼り付けたいときに

🖌 「書式のコピー/貼り付け」ボタンも便利!
ダブルクリックすれば繰り返し貼り付けが可能です。

STEP6:セルの移動やコピーをマウスで効率的に

● 移動方法

セル、あるいはセル範囲を移動することもよくあります。その際に基本の「切り取り・貼り付け」でも構いませんが、効率面を考えるとここはやはり以下の方法も覚えて欲しい機能です。マウスを細かく操作する必要がありますので、初心者の方はゆっくり何度でも操作を繰り返して自然に出来るように練習を重ねてください。慣れるととても操作が早く、らくになります。

  • 枠線をドラッグ → 移動
  • Ctrlを押しながらドラッグ → コピー

● 行や列の入れ替え

行や列の入れ替えも、セルと同じ様に「切り取り・貼り付け」でも構いませんが操作数も多くなり煩雑になります。ぜひShiftキーを押しながらの操作で出来るようにしましょう。

  • Shiftキーを押しながらドラッグ → 入れ替え
    • 緑の1本線が表示される場所にドロップ

STEP7:オートフィルで効率的に入力しよう

● オートフィルとは?

文字列などは、オートフィルでは同じデータをドラッグした範囲に作ります。ですが、4月のように月数を入れるとそこから1か月ごとに連続したデータとして貼り付けることが出来ます。その他オートフィルにはたくさんの連続したデータを持っています。

  • 例:「4月」と入力 → 右下の■(フィルハンドル)をドラッグ →「5月」「6月」…と続く

● 数字や曜日もオートフィル可能!

  • 「月」や「火」なども順番に入力されます

STEP8:合計を簡単に出すには?

● オートSUMボタンの活用

  1. 合計を出したい範囲を選択
  2. オートSUM(Σ)」ボタンをクリック

✨縦横同時に合計が出せて便利!

STEP9:列幅や行の高さを自動調整

  • 列見出しと見出しの間をダブルクリックすると、自動調整されます
    例:B列とC列の間

列見出しでWクリックは、選択した列全体を見て自動調整します。それに対して、ある一つのセルを選択して、書式>列の幅の自動調整 をクリックするとそのセルの幅で自動調整します。

STEP10:並べ替えの前に「元に戻せる仕組み」を用意

● 並べ替え前の準備

並べ替えをする際には、必ず後からも戻せる状態にしておくことをお勧めします。左端列に番号を振っておくと良いでしょう。

  • 左端に「番号列」を追加しておく(例:1〜10)

● ユーザー設定の並べ替え方法

  1. 範囲を選択
  2. 並べ替えとフィルターユーザー設定の並べ替え
  3. 並べ替える列と昇順/降順を指定

🔄 元に戻したいときは、「番号列」で並べ替えるとすぐ戻せます!

STEP11:一時的な合計が見たい時は「オートカルク」

一時的にデータの合計や数や平均などを求めたい時には「オートカルク」がおすすめです。オートカルクは一時的ですが、Wクリックすることでクリップボードに覚えてくれる機能となります。貼り付けたいセルあるいは別のアプリ「Word」などにも転記することが出来ます!

  • 範囲をドラッグすると、右下に合計・平均などが表示されます
  • 必要であれば、数値をダブルクリック → コピー → 貼り付け

まとめ:第2章で覚えておきたいExcelの基本操作

操作内容ポイントショートカットなど
セルの書式設定Ctrl + 1数値・文字の表示形式変更に必須
合計を出すオートSUM(Σ)範囲選択後クリックするだけ
並べ替え前の準備番号列を作る戻す時に便利
編集モードにするF2キー確定後の入力追加に便利
コピー/貼り付け値のみ・書式のみを選べるオプションを使う
非表示の設定セミコロン「;」の数で調整ユーザー定義書式
  • Excel 入力方法
  • セル 書式設定 初心者
  • Excel コピー 貼り付け 書式だけ
  • オートSUM ショートカット
  • Excel 並べ替え 元に戻す

次回の「ゆっくりExcelシリーズ」もどうぞお楽しみに!