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同時つうやく機能(ライブ翻訳)で言葉の壁も消えた!AirPods|AndroidはAIで翻訳しよう!

こんにちは。いつもご視聴ありがとうございます。耳に入れるだけの通訳さん?AirPods Pro 3のライブ翻訳をシニア目線で解説いたします。

AirPods Pro 3の「ライブ翻訳」は、相手の話す言葉をその場で翻訳して、あなたの耳(AirPods)に“自分の言語”で聞かせてくれる機能です。

旅行先やお店で、外国の言葉がわからずに困ったことはありませんか。
「若い人みたいにスマホを素早く操作するのは大変だ」と感じている方も多いと思います。
そんなときに役立つのが、Apple(アップル)の「AirPods Pro 3」というワイヤレスのイヤホンに入った“ライブ翻訳”という機能です。
耳にイヤホンを入れておくだけで、相手が話した外国語を、自分がいつも使っている言葉に近い形で聞かせてくれます。
このブログでは、できるだけ専門用語を使わずに、「シニアの方でも本当に使えるのか?」という目線で、ライブ翻訳の仕組みや使い方をやさしく説明します。

ライブ翻訳でできること

ライブ翻訳で出来ることは以下の通りです。

  • 近くの相手が話した内容を、選んだ言語にリアルタイムで翻訳してAirPodsで聞けます。
  • 自分の返事は“自分の言語のまま”話し、iPhoneの「翻訳」アプリ側で相手の言語に変換した文章を見せたり、iPhoneスピーカーで読み上げたりできます。
  • 相手も対応AirPodsを持っていて同様に設定していれば、お互いがそれぞれ自分の言語で聞ける形(両者それぞれの耳で翻訳を聞く)でも会話できます。

使うための条件(対応機種など)

ライブ翻訳(AirPodsでの対面翻訳)に必要な主な条件は次のとおりです。

  • AirPods Pro 3(ほかにAirPods Pro 2やAirPods 4(ANC)も対応)+ iPhone 15 Pro以降 + iOS 26以降 + Apple Intelligenceをオン、が基本要件です。
  • 「翻訳(Translate)」アプリのインストールと、AirPodsの最新ファームウェアも必要です。

設定手順(初回にやること)

  1. iPhoneとAirPodsを接続し、Apple Intelligenceをオンにします。
  2. iPhoneの設定で、翻訳に使う言語データをダウンロードします(相手の言語と、自分が聞きたい言語の両方)。
  3. 「翻訳」アプリを開き、下部の「Live」から言語(Their Language / Your Language)を選びます。

開始・終了のやり方(いちばん簡単)

開始方法はいくつかありますが、覚えやすいのはこの2つです。

  • AirPodsで開始:左右両方の軸(ステム)を同時に長押し。
  • iPhoneで開始:「翻訳」アプリ →「Live」→「Start Translation」。
    終了は、画面上の停止(X)をタップします。

うまく使うコツ・注意点

  • 騒がしい場所では、iPhoneを相手の口元に近づけると翻訳精度が上がる場合があります(AirPodsのマイクに加えてiPhoneのマイクも活用できるため)。
  • 重要な内容(契約・医療・金額など)は、生成モデルの特性上、誤訳や不適切な出力の可能性があるので必ず確認が推奨されています。
  • 使える言語や地域には制限があり、すべての地域・言語で提供されるわけではありません。

AIアプリなど翻訳する機能との一番の違いは何ですか

一番の違いは、「イヤホン(AirPods)にどれだけ深く組み込まれているか」と「対面での会話にどれだけ特化しているか」です。

AirPodsライブ翻訳ならではのポイント

  • AirPodsのボタン操作だけで開始・停止でき、iPhoneをほとんど触らずに対面の会話を通訳してくれます(両耳に同時に訳が流れる設計)。
  • iPhone本体の機能(Apple Intelligence・翻訳・通話・FaceTimeなど)と一体化しており、「耳で聞く通訳」「画面で文字を見る」がセットになっています。​
  • 必要な処理は基本的にデバイス側(オンデバイス)で行い、プライバシーを重視した設計になっている点も特徴です。

一般的なAI翻訳アプリとの違い

  • 多くのAI翻訳アプリは「画面を見て操作する前提」で、テキスト入力・カメラ翻訳・会議用ツール連携など“用途が広い代わりに、イヤホン操作までは最適化されていない”ことが多いです。
  • 対面会話だけでなく、ZoomやTeamsなどオンライン会議、マルチデバイス対応、より多くの言語・声質に対応しているサービスもあり、「汎用性・多機能さ」はサードパーティの方が上回る場合があります。

どんな人に向いているか

  • AirPodsライブ翻訳は「旅行先やお店でのちょっとした会話を、手ぶらに近い感覚でこなしたいAppleユーザー」に向いています。
  • AI翻訳アプリは「Androidも含めて色々な端末で使いたい」「会議や長時間の商談で多言語対応したい」「画面翻訳・資料翻訳もしたい」といった人に向いています。