初めて行く病院やお店。地図は開いたけれど、どちらに進めばいいのか分からない。そんな経験はありませんか。
先日、駅で紙の地図を広げている女性を見かけました。手にはスマートフォンがあるのに、カバンにしまったままでした。せっかくのスマホが使われないのは、もったいないことです。
Googleマップは、歩き出してから慌てるより、家を出る前の準備がとても大切です。今日は、お出かけの前に試していただきたい便利な機能を11個ご紹介します。少しずつで大丈夫です。お茶を飲みながら、一緒に画面を見ていきましょう。
目次
1. 声で探す 文字を打たなくて大丈夫
できること: 話しかけるだけで、行き先を探せます。
地図の上のほうに「ここで検索」と書かれた場所があります。多くの方は、ここに店名を打ち込んでいると思います。その右にある「マイクの絵」にも、ぜひ触れてみてください。
- 「マイクの絵」をタップします
- 行きたい場所の名前を、はっきり話します
最近は聞き取りの正確さがぐんと上がっています。もし違う言葉が出てしまっても大丈夫です。もう一度話しかければ、やり直せます。文字を打つのが苦手な方ほど、助かる機能です。
2. カメラで探す かざすだけで場所が分かる
できること: 目の前の景色から、近くの場所と行き方が分かります。
マイクの絵の隣には「カメラの絵」があります。ここも、まだ使ったことがない方が多いようです。
- 「カメラの絵」をタップします
- スマホを、まわりの景色に向けてゆっくり動かします
- 画面に、近くの場所の名前と歩く時間が出てきます
私が撮影したときは、右に向けると「緑地まで22分」と出ました。別の方向に向けると、公園の案内が出ました。出てきた名前をタップすると、口コミや写真、電話番号を見られます。お友達に場所を送ることもできます。
道に迷ったとき、そっと取り出してかざしてみてください。
3. マップに相談 お願い事をまとめて聞ける
できること: 「あれもこれも」という欲張りな探し方を、まとめて頼めます。
最近できた新しい機能が「マップに相談」です。これは、お話の相手になってくれる案内係のようなものです。
「ここで検索」は、場所が1つだけのときに向いています。一方、こんなときは「マップに相談」が頼りになります。

- 自宅から目的地へ行く途中で、昼ごはんを食べたい
- 食べたあと、近くの100円ショップにも寄りたい
- 子どもが数人いるので、個室でゆっくり食べられるお店がいい
AIの案内係は、「いちばん近いのはAのお店です。でも少し離れたBのお店は、駐車場があって車なら便利です」というように、条件に合わせて答えてくれます。ひとつずつ検索して見比べる手間が、ぐっと減ります。
4. 行き先を保存する 二度手間をなくす
できること: 一度調べた場所を、いつでも見直せます。
せっかく見つけたお店も、あとで探し直すのは大変です。しまっておきましょう。引き出しにしまう感覚です。
- 行き先を表示します
- 画面の上にある「保存」のマークをタップします
- 何もしなければ、自動で「お気に入り」に入ります
- 「完了」をタップします
見直すときは、画面の下の「保存済み」を押してください。しまった場所がずらりと並びます。これで、もう迷いません。
5. 「経路」と「ナビ開始」の違い
できること: 家で確認する場面と、歩きながら使う場面を使い分けられます。
この2つのボタンは、名前が似ていて混乱しがちです。
- 経路:道すじの地図を見せてくれるだけ
- ナビ開始:実際に声や矢印で案内を始める
最初は必ず「経路」を押して、道すじを確認しましょう。そのあと、出発するときに「ナビ開始」を押します。
「経路」の画面では、車、電車、歩き、自転車などを選べます。画面を下へ動かすと、ほかの行き方も出てきます。まずは家で全体を見ておくと安心です。
6. タクシーを呼ぶ 手を挙げた人のマーク
できること: 地図から、そのままタクシーを呼べます。
経路の行き方の中に、人が手を挙げている絵があります。これは、タクシーなどの配車サービスです。
- 手を挙げた絵をタップします
- 「アプリを開く」をタップします
- スマホに入っている配車アプリが開きます
私の画面では、あるタクシーアプリが出てきました。重い荷物があるときや、雨の日、足が疲れたときに、頼もしい味方になります。
7. 有料道路や高速道路を使うかどうか
できること: 遠出のとき、お金のかかる道を避けられます。
車で遠くへ出かけるとき、初めは有料道路を使う設定になっています。使いたくない場合は、設定を変えられます。
- 経路の画面で「詳細」のマークをタップします
- 「有料道路を避ける」のスイッチをオンにします
- 高速道路も避けたいときは、そちらもオンにします
これで、ご自分の好みに合った道すじが出ます。ご家族の送り迎えでも、使える機能です。
8. 自分の車を登録する 燃料をなるべく使わない道へ
できること: お車の種類に合った、無駄の少ない道を提案してもらえます。
同じ「詳細」の画面に、「自分の車」という項目があります。ここで車の種類を選ぶと、燃料や電気を使いにくい道を探してくれます。
- ガソリン車
- ハイブリッド車
- 電気自動車
電気自動車の方は、充電する場所の設定も加えられます。私は電気自動車に乗っていませんが、お乗りの方はぜひチェックを入れてみてください。
あわせて、地図の上を走る「自分の車の絵」も、好きな形や色に変えられます。私は色を変えて遊んでみました。ちょっとした楽しみになりますよ。
9. 地図をあらかじめ保存する 通信量が心配な方へ
できること: 外出先で通信を使わずに、地図を見られます。
「通信の契約が小さめで、外で使いすぎるのが心配」という方に、おすすめの機能です。
- 目的地を表示します
- 「もっと見る」をタップします
- 「オフラインマップをダウンロード」を選びます
これは、地図を前もってスマホにしまっておく機能です。ご自宅のWi-Fi(無線の電波)につないでいるうちに、済ませてください。出かけるときは、通信を使わずに地図が使えます。お弁当を前の晩に作っておくようなイメージです。
10. 駐車した場所を覚えさせる
できること: 広い駐車場でも、車の場所を見失いません。
広い駐車場に停めて、「あれ、私の車はどこだったかしら」と困った経験はありませんか。私もよくあります。そんなときのために、停めた場所を記録しておきましょう。
- 車を停めたら、地図を開きます
- 今いる場所を表示します
- 「駐車場所として設定」を押します
これだけで、戻るときに迷いません。
11. ストリートビュー 家で道を歩いてみる
できること: 出かける前に、現場の景色を見ておけます。
大きな病院や駅、商業施設は、入り口が何か所もあることがあります。地図では場所が分かっても、入り口が見つからないことがよくあります。
そんなときは、実際の景色の写真で下見をしましょう。
- 地図を表示します
- 画面の左下に写真が出ていたら、タップします
- 写真の景色が、すべるように動きます
- 画面をダブルタップ(2回続けてたたく)と、前へ進めます
見るポイントは、建物の外観や看板、横断歩道です。目印をひとつ覚えるだけで、当日の安心感がまったく違います。人もビルも多い都会に行くときは、私は必ずこれをやります。自分が歩いているつもりで、家で練習しておくのです。
まとめ 練習しておけば、当日は安心
ご紹介した機能を、あらためてまとめます。
- 声で探す、カメラで探す
- マップに相談で、欲張りな探し方を一度に頼む
- 保存して、見直しの手間を省く
- 経路で確認してから、ナビ開始
- タクシー、有料道路、自分の車の設定
- オフラインで通信量を心配せずに使う
- 駐車場所を記録する
- ストリートビューで下見をする
全部を一度に覚えなくて大丈夫です。今日は「声で探す」だけ、次は「保存」だけ、というように、ひとつずつ試してみてください。
Googleマップには、ここでは紹介しきれなかった機能もたくさんあります。路線の検索もできますし、台風が来ているときは進路を地図の上で確かめられます。いざというときに困らないよう、ふだんから少しずつ練習しておきましょう。
さあ、Googleマップを片手に、お出かけしてみませんか。
NTTドコモ・オールアバウト共同運営メディア「イチオシ」さんに紹介していただきました!
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