シニアや初心者の方々からの質問は、教室でもオンラインでも頻繁に受けます。今回は、特に多かった質問をいくつかピックアップし、その解決方法をご紹介します。これを読むことで、同じ悩みを持つ方が少しでもスムーズに問題を解決できるようになることを願っています。
学びに歳は関係ありません。年齢はただの数字です。いつまでも学び続ける方を応援致します!
目次
Apple IDって何?
Apple IDやiCloudについてよくわからない方に向けてわかりやすくお話しします。
Apple IDとは?
Apple IDは、Appleのサービスを利用するための「一つしかない番号」のようなものです。銀行の口座を開いたら、お通帳をいただきますね。お通帳には口座番号がありますね。この口座番号は絶対あなたしかない番号です。お取引を開始していないと銀行で入金は出来ません。Apple IDも同じ様に似ていてこれがないと、iPhoneやiPadでアプリをダウンロードしたり、写真やデータをクラウドに保存したりするサービスを受けることができません。簡単に言えば、Apple製品を使いこなすために必要な「お名前」と考えてください。
iCloudって何ですか?私はiCloudは使っているの?
iCloudとは?
iCloudは、Appleが提供している「インターネット上にある引き出し」のようなものです。この引き出しには、写真や連絡先、メモ、書類など、大切なデータをしまっておくことができます。iPhoneやiPad、パソコンからこの引き出しにアクセスできるので、どのデバイスを使っても同じ情報を見たり、使ったりすることができるんです。
iCloudの便利なところ
例えば、iCloudの設定がオンになっているとiPhoneで撮った写真がiCloudに自動的にどんどん保存されます。そうすると、iPadやパソコンでもその写真を見ることができるんです。また、iPhoneをなくしてしまっても、iCloudに保存されたデータは消えずに残っているので、新しいiPhoneでまた同じデータを使うことができます。
クラウドとは、「雲」のこと。インターネット上にある保存箱なので雲と誰かが言い出したのですね。
ここで質問ですが、iCloudは基本の初期設定ではオンの状態です。パスワードや連絡先などが一例ですが、写真もオンが基本の設定に含まれています。
この写真というのがちょっと曲者。何故なら、写真データはサイズが大きいからアララ♪と思っている合間にすぐに容量を満たしてしまいます。この容量とは5ギガというのが無料で使えるサイズです。すぐにいっぱいになってしまう人もいます。あまり自分が撮らないわなんて思っているあなた、「塵も積もれば山となる」という言葉がありますよ💦
設定を確認
5ギガ以上は有料になります。容量を増やすには以下の料金がかかります。大したことないかな?便利に使っていこうと思われた方!ちょっと待ってください。よく考えて追加してくださいね。便利だけど、毎月かかりますし増えた分だけまた増やしていく傾向ってありませんか?料金的には賄えるからと安易には個人的にはおススメしません。
クラウドストレージがいっぱいになる理由
写真やビデオなどのデータが自動的にクラウドにアップロードされると、クラウドストレージの容量がすぐにいっぱいになることがあります。この場合、「ストレージがいっぱいです」という通知が表示されます。
おすすめの有料プラン
- Googleドライブ: 無料で15GBが利用可能。月額料金でさらに大容量を利用可能です。
- iCloud: iPhoneやiPadを使用している方におすすめ。月額数百円で大幅に容量を増やせます。
- OneDrive: Microsoft製品を使用している方にはこちらが便利です。特にWindowsユーザーには使い勝手が良いでしょう。
簡単にまとめると
- iCloud: 大切なデータをインターネット上の「引き出し」にしまっておくサービス
- どんな時に便利?: iPhoneをなくしてもデータが守られたり、他のデバイスでも同じデータを見たり使えたりする時
iCloudを使うことで、大切な写真やデータを安全に保管し、どこからでもアクセスできるので、とても便利です。これで、大切な思い出や情報をしっかり守ることができます。
クラウドを利用するのは、便利・安心のためです。ですが、無料で使用する容量には限りがあります。安心してどんどん使い続けるとそのうちまた大きな容量に設定しなければならないとならないよう注意が必要です。その上で課金して使うのか、まめに自分で整理整頓しながら無料のまま使うのかを選んでください。