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「もう80代だから新しいことは無理」――そんなふうに思っていませんか?
ところが最近、「80代になってからスマホを覚えたい!」と言い出す方がどんどん増えてきています。
人生100年時代、年齢を重ねても「新しいことに挑戦したい」という気持ちはとても自然なことです。特にスマートフォン(以下スマホ)は、生活を便利にするだけでなく、家族や友人とのつながりを深める大切な道具になっています。
とはいえ、80代となると本人がやる気がなかったり、前向きでない場合には逆に苦しい思いをさせてしまいます。
雑談動画ですが、是非ご覧ください↓
この記事では、80代からスマホを始める人が増えている理由や、実際の学び方をSTEP方式でわかりやすく紹介します。
80代がスマホを覚えたくなる理由
1. 家族や孫とつながりたい
「孫の写真を送りたい」「LINEでスタンプを押したい」――こうした思いからスマホを始める方がとても多いです。電話だけでは伝わらない表情や出来事を、写真や動画で共有できるのは大きな魅力です。

2. 生活がスマホ前提に変わってきた
病院や役所の予約、交通機関の時刻表確認など、今はスマホが前提になってきています。従来の電話予約や窓口対応も残っていますが、「スマホを使ったほうが早い」と実感するシーンが増えているのです。
3. 周囲の友人も使い始めた
80代の方同士でも「スマホを習いに行ったよ」「LINEで写真をもらったよ」という会話が当たり前になりつつあります。「自分も遅れたくない」と思うのは自然なことです。

4. 趣味や学びの幅が広がる
昔好きだった歌をYouTubeで探したり、体操や料理の動画を見たり。スマホは「新しい世界への窓口」でもあります。
STEP1. まずは「できること」を体験する
最初からすべて覚えようとすると挫折してしまいます。大切なのは 「自分がやりたいこと」から始めること です。
- 孫の写真をLINEで受け取る
- 天気予報を確認する
- 音楽や懐かしい歌を聴く
こうした「小さな体験」が第一歩になります。
STEP2. 基本の操作を身につける
スマホの操作は複雑そうに見えますが、実は基本はたった3つ。
- タップ:指で軽く押す
- スワイプ:画面をなぞる
- 長押し:指を少し置いておく
この3つを覚えるだけで、ほとんどのアプリが操作できるようになります。例えばWタップ、これはタップの操作が上手に出来たらWの練習をしましょう。

STEP3. 困ったら「戻る」
シニアの方が一番不安に思うのは「間違ったらどうしよう」ということです。
ですが、スマホには必ず「戻る」方法があります。
- Androidなら「←」ボタン
- iPhoneなら画面左上の「戻る」
これさえ覚えていれば、安心して触れるようになります。
STEP4. 自分の生活に役立つアプリを一つ入れる
便利さを実感すると一気にやる気が出ます。まずは 「自分に役立つアプリを1つだけ」 入れるのがコツです。
おすすめは:
- LINE(家族とつながる)
- Google マップ(道案内)
- YouTube(健康体操や趣味)
STEP5. 仲間と一緒に学ぶ
80代の方が長続きするコツは「一人で頑張らない」こと。
- 近所のパソコン・スマホ教室
- 自治体や公民館の講座
- 友達同士での学び合い
仲間と一緒に「わからないことを気軽に聞ける環境」を持つことが、最大の安心につながります。

よくあるつまずきポイント
- 文字が小さくて読みにくい → 設定で文字を大きくできます。
- 操作が覚えられない → メモに残す、繰り返すことで自然に慣れます。
- 怖くて触れない → 「戻れる」ことを知ると安心して挑戦できます。
まとめ
80代からスマホを覚えるのは「遅い」どころか、今だからこそ価値があります。
- 家族や孫とつながれる
- 健康や趣味に役立つ
- 新しい仲間と出会える
大切なのは、 「できることから始める」ことと「仲間と一緒に学ぶ」こと。
スマホは使い方次第で生活を豊かにし、人生をもっと楽しくしてくれるツールです。
「80代からの挑戦」は、あなたの毎日をきっと輝かせます。