なぜ「設定」が重要なのか?それは やり取りが「あなた専用」に最適化されるからです。親しい友人と話す時、以前話した内容を覚えてくれていると嬉しく感じませんか?初対面の人よりあなたのことを普段から知っている人なら前提を話さなくても会話がスムーズですよね。 「そういえば、この前のあの件、どうなった?」と聞かれると、「あれはね・・・」と主語がなくても理解してもらえますよね。ChatGPTのようなAIも、あなたのことを「記憶」する力を持っています。 でも、外部に学習されたりして使ってはほしくないということもあります。家族だって、他人に名前など出さなかったとしても触れて欲しくないってこともあります。 設定でいくらでもそれはできるのです。この動画ではそのあたりの事前設定について詳しく初心者向けに解説しています。
質問すること、あるいは命令指示をすることをAIでは「プロンプト」と呼びます。このプロンプトは文字だけでなく、声やファイルなどを挿入してそれについての質問などをすることができます。リアルタイムで会話しながらといったこともできます。
よく指示文を入れていて、確定したくてEnterキーを押下すると送信してしまうことがあります。改行したい場合には「Shiftキーを押しながらEnterキーを押下して行を変えます。
プロンプトの入れ方は、テキストだけではありません。
➊新しい指示文を書くときにここから始めます。
❷文字を入力します。
音声を文字化して、送信ボタンで指示文を出します。
会話(縦線青)は直接会話型の指示を楽しむときに使います。パソコンでマイクの許可をしてから会話が出来るようになります。一度許可をしなかったために、マイクが後から使えない場合には、画面の上にあるアドレスバーの左に小さな鍵マークがあります。それをクリックすると許可することが出来るようになります。
個人情報になるものは聞かないようにしましょう。またセンシティブな内容も。口座情報なども具体的には入れないようにします。ただ、比喩的に「40代の女性が」というような表現に変えるとよいでしょう。
目次
AIはある程度得意分野があるように思います。個人的な意見ですが、これまで利用したものでは初心者の方に以下のことを念頭に使い分けてみるといいと思います。
ChatGPT
文書作成・企画が得意(説明文・通知文・家族向け文書)
├── ◎ 要約・言い換え・文章の清書
├── ◎ 画像の読み取り(OCR)
├── ◎ Officeファイル解析(Word・Excel・PowerPoint)
├── ◎ 表や図の作成、マニュアルのドラフト作成
├── ◎ 企画案・改善案の提案
▶ 介護現場の “書く・整える・説明する” 仕事に最強
Perplexity
Web検索+要約が圧倒的に速い
├── ◎ 出典(URL)を必ず表示してくれる
├── ◎ 行政情報・制度改正の調査に強い
├── ◎ 複数サイトの比較が自動でできる
├── ◎ 質問に対して「最新情報」で答える
▶ “調べる・比較する・根拠を探す” 仕事が一気に楽に
NotebookLM
PDF・Word・Google Docsを読み込んで要点整理
├── ◎ 複数資料をまとめて「全体像」を作る
├── ◎ 録音データ → 自動で議事録化
├── ◎ マニュアル・ケース記録を再構成
├── ◎ 教育資料・研修用資料を作るのが得意
▶ “資料をまとめる・整理する・説明する” の自動化に最適
それぞれの得意分野
AIは間違いも平気で起こします。特に大切なことは確認が必要です。その場合は、他のAIをたらいまわすことでも確認することができます。
ここではご紹介していませんが、Gemini(GoogleのAI)などもとても優れモノです。
ChatGPTの画面の右上にある吹き出しから「シークレットモード」を利用します。
シークレットモードとは、チャットが履歴に残ったり、メモリを使用する、モデルの学習に使用されることがありません。入門者あるいは心配でなかなか使っていない方には、まずここから始めていきましょう。
Perplexityのシークレットモード
今回はPerplexityで設定変更の方法をお伝えします。もちろんChatGPTなども同じ要素の項目が用意されています。
➊アカウントをクリックし設定画面に遷移しましょう。
❷パーソナライズ
個人の自己紹介を入れましょう。
❸世界に自分のチャットから学習させない。
ここで間違えてはいけないのが、個人情報は基本乗せてはいけませんが、AIは私たちのチャットから学習をしています。世界中に会話内容が漏れることはありませんが学習もさせたくないといった設定がありますので、ここはトグルをオフにしておきましょう。心配ないといった方はオンのままでも結構です。
❹自分のプロンプトを記憶
自分のアカウント内の他のチャット(過去の会話)を記憶させておくことで今後のちゃっとがスムーズで各段に使いやすくなることでしょう。
これからは、「質問力」が問われる時代です。質問を繰り返しし、仲良くなることで私たちもAIというものがどんなものなのか理解しやすくなります。
