おたのしみ講座(グループで楽しむスマートフォンPCレッスン♪)オンラインサロン会員はこちら

印刷配布に記載するアドレスが長い・QRコードを挿入する際の注意点

学校から帰宅した子供からいつもの大量の印刷物を渡されました。ささっと目を通して必要のないものは、そのままゴミ箱行きです(苦笑)どのご家庭でもそうでしょう。

しかし、このところ持ち帰る印刷物に気になったことがあるので投稿しました。それは、リンク(アンケートやホームページへアクセスできるアドレス)がめちゃくちゃ長いこと。しかも、ひどいものはリンクに下線がついている。なので、アンダーバーなどはスペースみたいになって見える。

この時に、どのようにしたらよいか?ちょっとしたことで見てもらう相手側への最大限の配慮をすることができますので紹介します。

リンクアドレスが長い場合

長すぎ!

QRコード

上の様にアドレスにアクセスしてもらう際には、長い短いに関わらず必ずQRコードをアドレスの他に付けてあげましょう。QRコードはスマホなどで読み取れるので簡単にアクセスが出来ます。現在はiPhoneなどで「カメラアプリ」でプリントにかざすだけでアクセスが出来ます。

QRコードの作成方法

作成するサイトがたくさんあります。今回はQRコード作成【無料】/QRのススメさんをご紹介します。

さっそく作る」から、アドレスを入れてOKボタンを押下します。
「保存する」を押下し保存先を指定します。

QRコードのサイズを指定したり、角丸や背景の色その他ファイルの拡張子を選びます。あまりサイズを小さくし過ぎないようにするのが良いでしょう。印刷物によってはにじんだりして上手く読み取れなくなります。ファイルの拡張子も推奨のPNGにしましょう。JPEGの場合、非可逆圧縮の為サイズを変更すると画像が荒れますし、ファイルサイズもQRコードは小さいために容量にはそれほど気を遣う必要もありませんから。

短縮URLを使う

アドレスが長い場合、特に最近多いWordPressなどパーマリンクやアーカイブにカスタム URL 構造を使うことができます。そのためそのまま使用するとアドレスが長くなる傾向にあります。

注意
QRコードが使えない人は、特に情報の取り方が初心者の方が大変多くいらっしゃいます。その方の為にアドレスを貼っているという理由があります。なのに、長いアドレスを掲載するということは、初心者泣かせであることにも繋がります。出来るだけ配慮するように発信者が心がけてあげましょう。データであればクリックすればアクセスされるので問題はありませんが、印刷物であれば当然QRコード以外は手入力するということですから。
短縮URLの作り方

00Min(ゼロミン)をご紹介します。

日本の短縮URLのサービスです。わかりやすい画面がいいと思います。株式会社プライミンズのもので、ユーザー登録なしで短縮URL/QRコードの発行ができます。

登録はしなくても利用できますが、無料ユーザー登録をすれば、アドレスの変更、アクセス解析も利用が可能になります。

注意点
ユーザー登録なしで発行した短縮URL/QRコードの期限が1年です。
無料ユーザー登録をした場合は、期限の最大3年延長が出来ます。その際1年あたりに300円+税がかかります。

出展:00Min
  1. https://00m.in/にアクセス
  2. アドレスを入れる
  3. 短縮するを押下

案内文には下線を引かない

さて、さっそく出来たURLやQRコードを印刷して配ることになります。この際にも注意点があります。

おそらく、文書作成になるとワードなどではリンク(Http://など)をいれると自動的にエンターキーを押すと下線が引かれます。これはオートコレクトという便利な機能です。文書をワードやあるいはPDFに変換したものをデバイスで開く際にクリックするとサイトにアクセスが出来るものです。ワードではマウスカーソルを充てるとポップアップヒントで「コントロールキーを押しながらクリック」するとなります。PDFはコントロールキーは押さずにジャンプすることが出来ます。このワードに表示される下線は印刷物にも引かれてしまいます。

下線が勝手に引かれる&ポップアップヒント

この下線は印刷物の場合、くせ者です。アンダーバーなどは下線と重なり見えにくくします。印刷物には全く要らないものです。

この場合、リンクの上でマウスを①右クリックし、②「ハイパーリンクの削除」をクリックしましょう。

配慮がデジタルになると

目の前の人への配慮と同じく、デジタルの世界でも気を配る必要がありますが、気持ちはあってもなかなか難しいものです。今回の手紙のようなものはどこの学校でもあるかもしれません。

データが入っていれば別に問題はないとしても、ちょっとしたワードの便利がおせっかいにもなります。

これからはますますデジタル機器を便利に使っていくことで、今までにはあまり気にしなかったマナーやモラルが求められるでしょう。