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ダウンロードデータ&動画解説付き!エクセルで3カ月前後付カレンダーを作成(初級・中級)

Excelでカレンダーはたくさんありますが、今回は六曜や祝祭日を入れて、年や月を入れると自動で3カ月(前月・次月)も更新するカレンダーを作成します。レベル別にしたいので、今回は前半に初級レベル後半に中級レベルに分けて動画を投稿致します。ダウンロードデータがございますので、初級は飛ばして関数から学びたいという方にも是非ご利用ください。

営利目的の方

営利目的の方もご利用いただけます。お使いの場合ご一報いただけますと幸いです。

六曜入り!エクセルカレンダー作成!保存版ダウンロードデータ付き!(初級・中級)

テンプレート

新規作成の画面から、カレンダーと検索するとたくさんのテンプレートが表示されます。初心者の方なら自分で作成するのは難しいと思うこともありますね。そんな場合はたくさんあるテンプレートから使ってください。無料で安心のものです。一般的なサイトから検索してダウンロードしようとすると、たいがいは登録が必要だったりして面倒な場合が多いもの。Microsoft のひな型を使うのが一番です。

ただし、必ず思うようなものがあるとも言えないところがあります。少し手直ししたら自分仕様でいいのになあと思うこともあります。そんな場合にはエクセルを勉強しておけば良かったと思うかもしれません。ただ、最近は西暦や月数を変えるものが増えてきたので古いひな型でも更新が可能になってきました。動画の中でおススメしているカスタムテンプレートは西暦や月を変えて1年分のカレンダーが表示されますし、週の始まりの曜日を設定することも出来ます。また1月からではなく4月開始のカレンダーが欲しいという場合もあります。そのような場合にはカスタムテンプレートはおススメです。

今回使用する関数

日付を自動で更新するには、関数がいくつか必要になります。配列を使用するともっと簡単になりますが今回は初級*中級レベルで日付関数を学んで参りましょう。これまで何となく見たことがあるなという方もしっかりシリアル値など含め日付関数をマスターしましょう。

  •  DATE関数
  •  MONTH関数
  •  YEAR関数 
  •  IF関数 
  •  WEEKDAY関数 
  •  IFERROR関数
  •  VLOOKUP関数
  •  DAY関数

見本 設定

全セルの幅(30ピクセル)

見本は

  • フォント:メイリオ
  • 前月&次月カレンダー(西暦部分):18ポイント
  • 今月分のカレンダー(西暦18ポイント)(月数:72ポイント)(カレンダー内日付:48ポイント)
  • カレンダーは6週分作成
見本
見本

自動日付の設定方法

自動的に日付を表示するのに、今回はDATE関数とWEEKDAY関数で求めました。

1.DATE関数は、日付を表すシリアル値を返します。

今回は西暦や月数は、自分で今月のカレンダーに手入力して求めます。年や月数を整数で入れていきます。するとその該当したシリアル値を返します。シリアル値では1900年1月1日を「1」として計算します。つまり翌日の1900年1月2日はシリアル値「2」となります。現在は40000日以上経過しています。。。

DATE関数
DATE関数

2.WEEKDAY関数は、今回の例では関数内の第2引数である種類を1としています。その場合、

日:1 月:2 火:3 水:4 木:5 金:6 土:7

と返してきます。

WEEKDAY関数
WEEKDAY関数

この下の図でいくと、必ず左角にあるセルに対して日付を計算する式を入れるようにします。11月1日は水曜日となります。水曜日のWEEKDAY関数では4を返しますね。ですが、日曜日の場所はそれより3小さい数を必要とします。つまりそれよりも1引かないと正しい日付を表示しないとなります。

その月のシリアル値から曜日の結果から1引くことで必ず日曜日の日付を導くことが出来ます。

カレンダー(前月)
カレンダー(前月)

条件付き書式設定

日付を関数ですべて制御する場合には、もっと関数を組み合わせる必要があります。今回の動画では、簡単に導いています。ですが、ある意味Excelでは全て関数でこなさなくてはいけないということでもなく、今回の様に条件付き書式などを併用することも大事なことです。無理に関数をゴテゴテに入れ込む必要はありません。条件付き書式では、カレンダー上部に入れている月数以外は、書式を追加して塗りやフォントの色を変更し違う月であることを表現してみました。

書式を操作するうえで、必要なことは今月ではない月は書式で違う月だということを示すことです。必要な関数はMONTH関数です。シリアル値を入れてあげることで月数を返してきます。

ですので、それ以外の比較演算子である「<>」を用いて式を入れます。

MONTH関数と比較演算子
MONTH関数と比較演算子

六曜や祝祭日

六曜や祝祭日は、エクセルにはもともと用意されていません。日本独特のことで、しかも祝祭日はよく変更されます。これをカレンダーに入れ込むには、ネットなどで配信しているサイトにお礼をしてコピペして使う方法があります。

コピペしたデータには、それぞれ「範囲に名前を付けて」おきましょう。名前を定義することで参照がらくになります。行や列固定は初心者の方には少々難しいところがあります。それを解決してくれるのが、範囲名です。テーブルにするという手もあります。

祝祭日
祝祭日

条件付き書式 ルールの優先順位

祝祭日と六曜を追加しましたが、祝日は先に色を赤に設定しておきましょう。ですが、六曜は標準の黒にします。大安の時だけは色を赤くするように、条件付き書式で設定します。

この操作事態は簡単ですが、これを後から設定することで赤にする設定が優先されてしまいます。

この場合、条件付き書式の設定の順序を変更しておくようにしましょう。

レベルを入れ替える
レベルを入れ替える